普段の手紙はありのまま

堅苦しい作法は忘れて

「堅苦しいマナーは多いですが、よほど重要なお詫びや目上の方へのお礼などを除けば、こだわる必要はありません」。「暮らしの絵本書き方のマナーとコツ」(学研)の監修者、杉山美奈子さんはこうアドバイスします。日常的にいちばん活躍するのは、電話やメールよりも「もう少しきちんとしたい」「気持ちを込めたい」というときに書く手紙です。その場合は、正式マナーにはあえてこだわらず、むしろ自由なスタイルで、自分の気持ちを素直に伝えることを最優先に考えてみましょう。その方が、相手に喜ばれることが少なくないからです。

便箋も自由に選んで

例えば、「フォーマルな手紙の場合、白無地の便せんで縦書きがマナー」といわれますが、日常的な手紙なら横書き、ケイ線あり、地色ありでも構いません。便せんやはがき、封簡の避び方も、自分の気持ちを表現する方法のひとつだと考えて、むしろ楽しんでしまうくらいでいいのです。また、「拝啓」「敬具」といった頭語・結語や、「前文」「主文」といった文章の香き方の決まりも、日常的な手紙では気にしなくてもいいでしょう。逆に硬い文章になってしまい感謝の気持ちが伝わり難くなってしまうことがあるとおもいます。なるべく普段のままの言葉で伝えてあげて下さい。